@article{oai:fnc.repo.nii.ac.jp:00000013, author = {梶原, 江美 and 中村, 加奈子 and 末永, 陽子 and Kajiwara, Emi and Nakamura, Kanako and Suenaga, Yoko}, issue = {1}, journal = {看護と口腔医療, Journal of Nursing and Oral Health Care}, month = {Mar}, note = {【緒言】看護の質を考えるうえで、その人らしい生活をめざすことが重要と言われている。その人らしい生活を考える重要な概念としてwell-beingがある。well-beingは、1980年代より研究が行われており、様々な側面からwell-beingについて論じられてきた。特にsubjectivewell-beingにおいて大坊は、「well-beingは生活の適応の指標であり、目標にもなりえるものである」と述べており、その人らしい生活をめざすことを支援する看護職にとって、well-beingは看護の質を測る概念としても重要であると考える。 【研究目的】看護領域におけるsubjectivewell-beingに焦点をあてた文献について整理し、その概念の理解および今後の展望について検討する。 【研究方法】文献データベースはPubMedを用いて文献の収集を行った。検索式は“nursing”and“SWB”とした。検索された文献からsubjectivewell-beingに焦点を当てた文献を抽出し、報告年、対象者、内容を整理した。 【結果】検索式で出された文献は35件だった。その中でsubjectivewell-beingに焦点を当てた文献は8件だった。報告年を5年ごとに見ると2000~2005年は2件、2006~2010年には3件、2011年以降は3件の推移だった。SWB評価の対象は、介護者1件、高齢者3件、入院患者1件、医療系学生1件、中学生2件だった。 【考察】研究対象者が多岐にわたっていることから、特定の分野に特化せずに主観的なwell-beingを評価するうえで活用範囲の広い尺度である可能性がうかがわれた。最初の論文が2002年であることからも比較的新しい概念であること、報告数は少ないものの継続して論文が出されていることが確認された。今後も動向を追いつつ、well-beingの有用性について示唆を得ていく。}, pages = {60--68}, title = {看護領域でSubjective Well-beingに焦点をあてた文献からみえてきた概念と今後の展望}, volume = {1}, year = {2018} }