@article{oai:fnc.repo.nii.ac.jp:00000017, author = {三好, 麻紀 and Miyoshi, Maki and 青木, 久恵 and Aoki, Hisae and 窪田, 惠子 and 晴佐久, 悟 and Haresaku, Satoru}, issue = {1}, journal = {看護と口腔医療, Journal of Nursing and Oral Health Care}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は、新人看護師の1年間の口腔ケア技術自己評価から到達過程を分析し、到達が困難な手順および課題を明らかにすることである。対象はA病院の新人看護師41名の自己評価表である。口腔ケアの手順10項目毎に、入職後3ヶ月、6ヶ月、9ヶ月、12ヶ月の時期別の到達度についてFriedman検定を行い、その後、多重比較検定ではScheffe法で検討した。結果、手順間の時期による到達度において、3ヶ月時点の中央値が低い手順は、「4.吸引チューブで汚水を吸引する」、「8.口唇や歯肉等を観察する」、「3.誤嚥させないよう顔を横に向ける」であった。また、手順10項目毎の時期による到達度の比較では、手順10項目全てで到達度に有意差を認めた(p<.05)。手順10項目においては、手順間で到達する時期に差があり、到達過程に4パターンあることが明らかになった。中でも、「3.誤嚥させないよう顔を横に向ける」、「4.吸引チューブで汚水を吸引する」、「7.重症患者の安楽を考え口腔ケアを行う」においては、段階的に到達していることから、到達が困難な手順であることが明らかになった。看護基礎教育の場では、誤嚥の危険性のある患者や重症患者の口腔状態をリアルに形成することはできず、誤嚥を予防するための吸引を用いた口腔ケアや、重症患者の口腔ケアを実施させることは困難である。新人看護師の教育では、口腔ケア教育の機会を設定し、安全な技術指導を行う必要性が示唆された。}, pages = {1--11}, title = {新人看護師の口腔ケア技術自己評価表からみる1年間の到達過程}, volume = {4}, year = {2021} }