@article{oai:fnc.repo.nii.ac.jp:00000046, author = {山元, 万里子 and 青木, 久恵}, issue = {1}, journal = {看護と口腔医療, Journal of Nursing and Oral Health Care}, month = {Feb}, note = {本研究の目的は、日本における血液透析患者の透析と就労の両立における諸問題について明らかにすることである。医学中央雑誌Web版にて、「原著論文」に限定した上で、「血液透析」and「就労」、「血液透析」and「仕事」で検索を行い、目的に合う9件を対象に、血液透析患者の透析と就労の両立における諸問題について分析を行った。その結果、血液透析患者の透析と就労の両立における諸問題は、【就労継続の困難感】【諦観】【疲労蓄積と自己管理行動の低下】の3つに集約された。透析患者が抱く【就労継続の困難感】は、透析時間による時間的拘束が就労選択の幅や業務に支障を及ぼしている結果であり、夜間透析やオーバーナイト透析の普及が求められる。職場への気兼ねについては、心理状態を理解し、安らげる透析治療環境の提供と、安心して悩みを打ち明けられる存在に看護師がなれるような取り組みが必要である。また、血液透析患者は就労に関する【諦観】を抱いており、看護師は患者の社会的背景を知り、医療ソーシャルワーカーなどの他職種と連携し、患者の就労支援と不安の軽減に努めることが必要である。【疲労蓄積と自己管理行動の低下】は、疲労感の軽減を図るために、栄養・体重管理の自己管理行動を促進するための支援が必要である。}, pages = {11--17}, title = {血液透析と就労の両立における諸問題に関する文献検討}, volume = {5}, year = {2022} }