@article{oai:fnc.repo.nii.ac.jp:00000053, author = {末永, 陽子 and 原田, 広枝 and 坂, 美奈子 and 片穂野, 邦子}, issue = {1}, journal = {看護と口腔医療}, month = {Jan}, note = {研究の目的は、近年の水害に関する看護研究文献の現状と今後の水害を対象とした被災者支援を含めた災害看護学研究の課題を検討することである。 対象文献の抽出方法は、医学中央雑誌Web版Ver.6を用いて、「水害」、「台風」、「豪雨」をキーワードとし、会議録を除外した看護の研究とした。検索の範囲は、線状降水帯の影響を大きく受けるようになった「平成26年8月豪雨」(2014年)以降とした。2022年7月時点の検索で187編の論文が抽出された。そのうち、重複論文と学会誌と紀要以外の雑誌に掲載されている論文、水害以外の災害を対象とした論文を除外した。以上の過程から抽出された37編の文献をレビューの対象とした。  37編の論文のうち最も多く発表されていた年は2019年であり10編の論文が発表されていた。論文の種別の内訳で最も多いのは、緊急レポートであり16編であった。研究対象として最も多い水害は、「平成30年7月豪雨」(2018年)であった。近年の水害における被災者支援は、感染症対策を考慮した避難所運営と避難所外避難者への対応の準備と諸機関の連携が必要であることが新たに示唆された。水害における看護の研究課題の一つは、被災者や患者に対する適切な支援の在り方であり、対策には当事者の体験やニーズなどを蓄積していく必要性が示唆された。}, pages = {46--52}, title = {近年の水害を対象とした看護研究の文献検討}, volume = {6}, year = {2023} }