@article{oai:fnc.repo.nii.ac.jp:00000007, author = {秋永, 和之 and 高橋, 公一 and 松田, 美由紀 and 宮園, 真美 and Miyazono, Mami and Akinaga, Kazuyuki and Takahashi, Kouichi and Matsuda, Miyuki and 宮園, 真美 and Miyazono, Mami}, issue = {1}, journal = {看護と口腔医療, Journal of Nursing and Oral Health Care}, month = {Mar}, note = {【研究目的】人工膝関節置換術後TKAのドレナージを促すために積極的に患肢を可動した群(積極的群)と従来の管理をした群(従来群)の診療録による後ろ向き調査を実施し、看護師の意識調査結果を加え、有効なドレナージ管理について検討した。 【研究方法】TKA術後患者52名(積極的群(29名)、従来群(23名)))の診療録内容を調査し、2群の「患者属性」、「ドレーンの陰圧状況」、「出血量」、「腫脹の程度」等について比較した。また、看護師の意識調査を実施した。 【結果】一日のドレーン排液量は、従来群590±745mL、積極的群742±517mLであり、積極的群の排液量が多かった(片側p<005。看護師の意識調査では、「積極的患肢可動がドレナージに有効」という回答が863%であり、その点数と「ドレナージを目的とした患肢可動を行っている」という点数に相関p=003、γ=03)を認めた。また、積極的に患肢可動ができない理由で最も多い回答は、可動による疼痛の増強であった。 【考察】積極的な患肢可動は、関節内に貯留した血液を効果的に排液させるためドレナージには有効と考えられる。また、看護師は積極的な患肢可動が有効と認識しているが、患肢可動を積極的に実践できない最大の理由は疼痛増強への怖れであり、術後の疼痛管理方法を含め、積極的な患肢可動を促すドレナージ管理をさらに検討する必要性が示唆された。}, pages = {1--9}, title = {人工膝関節置換術後の積極的な患肢可動によるドレナージ管理に関する研究~診療録による後ろ向き調査と看護師の意識調査より~}, volume = {1}, year = {2018} }